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マイクロチューブやバイアル瓶(1〜10mL)、遠沈管、シャーレなどの少量容器の培養や保存管理を行なう用途に最適なインキュベーターです。パーソナルタイプなので、庫内容量の大きいインキュベーターでの「扉の開閉頻度が多く温度が安定しない」、「実験したい温度に変えたいが他の人のサンプルが入っているためできない」などの問題が解消されます。 |
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温度調節範囲は4〜60℃なので幅広い用途に対応します。培養の失活・停止、培養後・試薬の保存などの分子生物系、試薬の保存、恒温などの化学系、食品サンプル保存などの食品系で頻繁に使われる温度帯4℃設定が行なえます。 |
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タイマ機能(オートスタート、オートストップ、オートスタート・ストップ)、1ステップ、2ステップ繰返し運転機能を標準装備しています。 |
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温度調節精度±0.2℃以下、温度分布精度・温度勾配1.5℃以下で温度ムラの少ない高精度な温度管理ができます。 |
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振動や騒音のないペルチェ素子による電子冷却方式です。ノンフロンなのでフロン排出抑制法による3ヶ月に1度の簡易点検の必要がありません。 |
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LTI-2100C型は本体左側面にセンサ孔(内径18o)を設置、温度センサなどの出し入れが可能です。 |
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最大で製品3台まで積重ねが可能
専用架台で設置スペースを有効活用
設置スペースに対して最大3台まで積重ねできます。積重ねの際は、オプションのアジャスター・キャスター付専用台車を利用すれば、装置の移動も可能です。専用台車には、積重ねた装置同士を固定する耐震用の固定金具を装備しています。
アジャスター・キャスター付台車
製品コードNo.268940 価格(税別)¥46,100
※台車積重ね時の外寸法
・台車+製品3台:高さ 1340o
・台車+製品2台:高さ 935o
・台車+製品1台:高さ 530o
積重ね固定金具
製品コードNo.268950 価格(税別)¥3,800
※積重ねる際は固定金具が必要です。
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庫内に入れられる容器数 |
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最大1Lの三角フラスコ2本が可能です。 |
容器 |
棚板 |
容量・規格 |
数量 |
容器 |
棚板 |
容量・規格 |
数量 |
三角 フラスコ |
- |
1L |
2 |
シャーレ (蓋外径) |
2枚 使用 |
158mm |
2 |
1枚 使用 |
500mL |
3 |
129mm |
4 |
300mL |
4 |
111mm |
4 |
200mL |
6 |
98mm |
8 |
100mL |
16 |
83mm |
12 |
2枚 使用 |
50mL |
24 |
71mm |
12 |
30mL |
40 |
52mm |
24 |
20mL |
48 |
37mm |
48 |
10mL |
84 |
マイクロ プレート |
2枚 使用 |
6ウェル |
5 |
バイアル 瓶 |
2枚 使用 |
50mL |
40 |
12ウェル |
30mL |
60 |
24ウェル |
20mL |
70 |
48ウェル |
10mL |
80 |
96ウェル |
5mL |
126 |
384ウェル |
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■主な用途
分 野 |
設定温度 |
手 法 |
分子生物系 |
室温 |
細胞培養 |
培養容器 コーティング |
I型コラーゲン |
培養 |
室温 |
フィブロネクチン |
培養 |
室温 |
ポリ-L-リジン |
培養 |
4℃ |
細胞培養 |
培養容器 コーティング |
I型コラーゲン |
保存 |
4℃ |
フィブロネクチン |
保存 |
4℃ |
ポリ-L-リジン |
保存 |
4℃ |
オートクレーブ滅菌可能な粉末培地からの基本培地作製 |
保存 |
培地以外の試薬類 |
EDTA溶液 |
保存 |
培養の失活、停止、培養後の保存 |
− |
培養 |
細胞毒性試験(MTTアッセイ) |
MTT溶液 |
保存 |
ES細胞の継代法 |
BICELL |
保存 |
アルカリフォスファターゼ(AP)活性染色 |
PBS |
固定 |
37℃ |
細胞融解 |
凍結細胞の融解 |
− |
融解 |
浮遊細胞、接着細胞の培地交換 |
− |
培養 |
浮遊細胞の継代培養(ピペッティング法) |
10%FBS RPMI-1640 |
培養 |
接着細胞の継代培養(酵素処理法) |
10%FBS DMEM |
培養 |
PBS(−) |
培養 |
マウス皮膚繊維芽細胞の初代培養 |
培地 |
培養 |
37℃ |
細胞凍結保存の前工程 |
培地 |
培養 |
4℃ |
BICELL |
保存 |
37℃ |
DNAサンプルの調整 |
Rnase A,Rnase K,Proteinase K |
培養 |
4℃ |
Cell Lysis Buffer |
反応 |
16℃ |
ライゲーション |
− |
反応 |
42℃ |
タンパク質の失活 |
− |
培養 |
50℃ |
酵素反応 |
− |
反応 |
化学系 |
4℃ |
試薬の保存、恒温 |
40℃ |
凍結試薬の融解 |
50℃ |
塗料の恒温、環境試験 |
60℃ |
樹脂の恒温、環境試験 |
食品系 |
4℃ |
低温変性試験、食品サンプル保存 |
10〜30℃ |
発芽試験 |
25〜40℃ |
水分測定 |
40℃ |
菌の培養 |
材料系 |
4〜20℃ |
樹脂成型部品の冷却・恒温保持 |
25℃ |
セラミック材の水分含有測定 |
4〜50℃ |
新素材の物性測定 |
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