細部にわたる親切設計

• 通信端子でエバポレーターシステムと連動
  
  ■真空コントローラー NVC-3000型との接続により、装置間（エバポレーター・冷却水循環装置・真空ポンプなど）の連動が可能になります。真空コントローラーを停止させると冷却水循環装置も停止（待機）し、エバポレーターの冷却器の冷やし過ぎによる結露を軽減します。

• 向きが自由に変えられる循環ノズル。
  
  ■循環ノズルの向きは360°自由に変更できます。スムーズに変更できるのでチューブに掛かる負荷を軽減できます。

• 工具、バンド不要のホース接続
  
  ■保冷ホースを差し込むだけの簡単接続です。従来のようなバンドによる締付けや、締付け不十分による液漏れがありません。

• 着霜して溶けた水滴を簡単排水
  
  ■ノズル部は低温になるため着霜し、これが溶けて水滴ができて滴り落ちます。そのため、この水滴を受け、本体下部にドレンチューブで排水できるようにしました。

• エバポレーター側ともワンタッチ接続
  
  ■ロータリーエバポレーターの循環ホース口も、CA-1116A型と同様のホース口になっている場合、オプションのワンタッチ保冷ホースセットで簡単に接続が行なえます。

多彩な安全機能を搭載

• 冷凍機保護タイマ
  
  温度調節器に80秒の遅延タイマを組込んでいます。冷凍機が停止状態で、もし温度上昇が設定温度に対して2℃以上あっても、ガス圧が安定するまで再起動せず、冷凍機の起動不良を起しません。

• 冷凍機高圧圧力スイッチ
  
  冷凍機過負荷による圧力異常時に、冷凍機を停止し、アラーム表示します。

• オーバーロードリレー
  
  過激な熱負荷に対し、冷凍機を停止し、アラーム表示します。

• サーマルプロテクター
  
  循環ポンプにサーマルプロテクターを内蔵しています。

• 自己診断機能　温度センサ入力チェック
  
  センサ断線時に冷凍機を停止します。

• 電源電圧異常チェック
  
  電源電圧が10％以上低下するとすべての制御を停止します。正常値に戻れば自動復帰します。

• ウォッチドッグタイマ
  
  常時、一定間隔で回路チェックを行ない、ノイズなどでCPU回路が暴走した場合、すべての制御を停止します。暴走の原因がなくなれば自動復帰します。